2021年 10月3日(日) 14:00開演 13:15開場 東京文化会館小ホール
Sun. 3 Oct. 2021 at 2:00 P.M. Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
モーツァルト ピアノトリオ ト長調 KV564
W. A. Mozart Piano Trio in G Major KV564
シューマン 予言の鳥(ピアノソロ)
R. Schumann The Prophet Bird from ”Forest Scenes” op.82
ブラームス スケルツォ (F.A.E.ソナタより) (ヴァイオリンとピアノ)
J. Brahms Scherzo from F. A. E. Sonata for violin and piano
ベートーヴェン モーツァルトの「魔笛」の主題による12の変奏曲 op.66 (チェロとピアノ)
L. V. Beethoven 12 Variations on a Theme of Mozart’s “The Magic Flute” op.66 for cello and piano
ベートーヴェン ピアノトリオ 第7番 変ロ長調 op.97 「大公」
L. V. Beethoven Piano Trio no.7 in B flat Major op.97
全指定席 \4,500
ヴァイオリンとお話: 和波 たかよし
チェロ: 岩崎 洸
ピアノ: 土屋 美寧子
Takayoshi Wanami: violin and talk
Ko Iwasaki: cello
Mineko Tsuchiya: piano
主催・お問い合わせ: 株式会社AMATI Tel 03-3560-3010
東京都港区赤坂1-14-5-S201
http://www.amati-tokyo.com
後援: 公益社団法人 日本演奏連盟、 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会ピティナ
★裏面の「チケットお求めの際の注意事項」、及び「新型コロナウィルス感染防止対策へご協力のお願い」をご確認ください。
音楽のエネルギーを希望に変えて
和波 たかよし
「演奏にお話を交えて、寛いだ雰囲気でクラシックの名曲をお楽しみいただこう」と、1984年に始めた 「アフタヌーンコンサート」は、長い年月を経て30回の節目を迎えることとなりました。「演奏者の話が聴け、音楽がより身近なものになった」「リラックスした気分で楽しめた」などのご感想をいただけたことが励みとなり、ここまで続けてくることができました。のべ21人の共演者を迎えての室内楽に加え、弦楽オーケストラの演奏も4回を数えました。聴いてくださった多くのお客さまと、共演者の皆さんに感謝の気持でいっぱいです。
さて、現在私たちはコロナ禍という大変な試練に直面しています。生の演奏を聴いていただくことにこれほどの困難が生じるとは、いったい誰が予想したでしょうか。実は、去年の「アフタヌーンコンサート」では岩崎洸さんとのトリオでベートーヴェンの「大公」と「幽霊」をお届けする予定でしたが、岩崎さんがアメリカからの帰国を断念されたため急遽、土屋美寧子とのデュオに変更して「クロイツェルソナタ」などを演奏しました。 今年は岩崎さんが、2週間の隔離も承知の上で出演することを決心してくださったお陰で、「大公」を含むクラシックの王道を行く作品のプログラムが実現します。
大学の同級生の岩崎さんと初めてトリオを組んだ2009年に演奏した思い出の曲、それが「大公トリオ」でした。「苦悩を経て歓喜に至る」というベートーヴェンの音楽に流れる思想は、正に今の私たちに向けられたメッセージのような気がします。コロナはなかなか収束が見えず、ともすれば心が不安に覆われがちな昨今ですが、音楽の持つ美しさや力強さを皆様と共有し、音楽のエネルギーを一人一人が明るい希望の光に変えられるようなコンサートにしたいと願っています。3人の音楽談義にもご期待ください。
秋の日曜日、上野でお会いできるのを楽しみにしています。
●新型コロナウイルス感染防止へのご協力のお願い(最新のより詳しい情報は、株式会社AMATIのホームページにてご確認いただけます)
マスク常時着用、咳エチケットの実践、入場時の手指消毒、検温へのご協力をお願いします。検温で37.5℃以上が検知された場合は入場をご遠慮いただきます。出演者へのプレゼント、面会はお控えください。感染防止策実施のため、時間には余裕を持ってご来場ください。
公演当日、以下に該当されるお客様はご来場をお控えください。
37.5℃以上の発熱がある、または発熱が続いている方。咳やクシャミ、のどの痛み、身体のだるさ等、風邪の恐れのある方。ご自身の体調に不安のある方。新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方。過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴、及び当該在住者との濃厚接触がある方。