コンサート情報

第32回 和波たかよし アフタヌーンコンサート
The 32nd Takayoshi Wanami Afternoon Concert

2024年5月24日

<デュオの喜び>
2024年10月6日(日) 14:00 開演 13:30 開場
東京文化会館小ホール
Sun. 6 October 2024 at 2:00 p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall

【チラシ表】第32回 和波たかよし アフタヌーンコンサート 2024年10月6日(日)

ヴァイオリンとお話 和波 たかよし
ピアノとお話 土屋 美寧子

Takayoshi Wanami: violin and talk
Mineko Tsuchiya: piano and talk

モーツァルト  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV454
プーランク ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 「ガルシア・ロルカの思い出に」
グリーグ  ソルヴェイグの歌
グリーグ  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 ト長調 op.13

W. A. Mozart Sonata for piano and violin in B flat Major KV454
F. Poulenc Sonata for violin and piano
E. Grieg Solveig’s Song
E. Grieg Sonata for violin and piano no.2 in G Major op.13

チケットのお申し込み

全指定 A席:5,000円 B席:4,000円
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主催・お問い合わせ 株式会社AMATI

〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-5, S103
TEL 03-3560-3010 
URL https://www.amati-tokyo.com
後援 ロゴ公益社団法人日本演奏連盟、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

【チラシ裏】第32回 和波たかよし アフタヌーンコンサート 2024年10月6日(日)

音楽で楽しい交流の時を

和波 たかよし

 演奏の合間にお話を交え、リラックスした雰囲気でクラシックの名曲に耳を傾けていただこうと、40年前から続けているアフタヌーンコンサート。今回は4年ぶりに土屋美寧子とのデュオで、時代も国民性も異なる3人の作曲家のソナタを中心にお聴きいただきます。
 モーツァルトは、彼の創作意欲が最も高まった時期の作品で、明るく優雅なたたずまいの中に、二つの楽器の生き生きとした対話が新鮮な生命力を感じさせる素晴らしい曲です。続くプーランクは、ガルシア・ロルカという20世紀スペインの悲劇の詩人の思い出に捧げられた曲で、切れ味の鋭い両端楽章と、シャンソンのような甘い響きが魅惑的な緩徐楽章との対比が印象的。そしてグリーグは、どこか懐かしさを感じさせる響きの中に、民族舞曲風のエネルギーが脈打つ若々しい音楽です。
 共演者の土屋美寧子と知り合ってから、いつの間にか半世紀の月日が流れました。デュオの活動を始めてからも40年余り、さまざまな国のコンサートホールや放送、CD録音などの試練を一緒に経験してきましたが、長きにわたってデュオを続け、互いに演奏を磨く努力を続けてこられたことに深い喜びと感謝の念を覚えます。今回も、互いに工夫や議論を深めて、それぞれの作品の特徴をどのように生き生きと描き分けるかを研究し、ワクワクするような音楽を皆様に味わっていただきたいと思っています。
 曲にまつわるトークも含め、ホールへ足をお運びくださる皆様と、音楽を通じた楽しい交流の時が過ごせることを願っています。

土屋美寧子ピアノリサイタル
Mineko Tsuchiya Piano Recital

2024年3月6日

2024年5月19日(日)14時開演(13:30開場) 
東京オペラシティ・リサイタルホール 
「風と色」 

【チラシ表】土屋美寧子ピアノリサイタル 2024年5月19日(日)

F.メンデルスゾーン 無言歌  
 第5巻 op.62より I ト長調(五月のそよ風) 
          II 変ロ長調(門出) 
          V  イ短調(ヴェネチアの舟歌) 
          VI イ長調(春の歌) 
 第6巻 op.67より II 嬰ヘ短調(失われた幻影) 
           IV ハ長調(紡ぎ歌) 
J.S.バッハ          フランス風序曲 BWV 831 
助川 敏弥         ピアノのためのソナチネ“青の詩”(1975) 
F.シューベルト    ソナタ第17番 ニ長調 D 850 

Mineko Tsuchiya Piano Recital 
 Sunday,19th May 2024 14 :00 (door open at 13 :30) 
  Tokyo Opera city Recital Hall 
 
F.Mendelssohn  “Songs without words” 
  Op.62   I: in G major, II: in Bflat major, V: in A minor, VI: in A major (Frühlingslied) 
Op.67   II: in F sharp minor, IV: in C major (Sppinerlied) 
J.S.Bach       Französische Ouverture BWV831 
Toshiya Sukegawa  Sonatina for piano “Poems in blue” 
F.Schubert        Sonata no.17 in D major D850 

チケットのお申し込み

全自由席 4000円
コンサートチケットのお申込みはこちら

マネジメント ミリオンコンサート協会 tel 03-5353-9999 
後援 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会ピティナ 
   公益社団法人日本演奏連盟 

【チラシ裏】土屋美寧子ピアノリサイタル

プログラムによせて   土屋美寧子

★メンデルスゾーンの「5月のそよ風」で始まる今回のリサイタルは、その“風”が私たちを運んでゆくようなイメージで進行します。
6曲の無言歌の後は時代を戻し、メンデルスゾーンが、その偉業を再認識させたバッハの作品から「フランス風序曲」。
パルティータと同じ組曲ですが、荘重な付点リズムで始まる序曲に軽やかな舞曲が続きます。
☆リサイタルの後半は以前、深沢亮子先生の演奏を拝聴して、ひと眼ではなくひと耳惚れした、助川敏弥氏のソナチネ「青の詩」。
作曲者ご自身が「この曲に、さまざまな種類の青い色のイメージを抱いた」「透明な三和音が、色彩的に連なる楽案は私の作品に共通の性格を表すもの」と語っておられますが、私は音の色彩を動かす風の存在も感じます。
最後はシューベルトが友人と風光明媚な温泉保養地ガスタインに滞在していた時に書かれたソナタです。
ガスタインの温泉は病気を治し活力をみなぎらせる効力があるとのこと、この充実した大規模な作品にもガスタインの効力が生きているかのようです。
そして随所に聞かれるシューベルトならではの「歌」は「無言歌」へ循環します。 
初夏の日曜日に心地よい風を感じるリサイタルにしたいと思っています。
このひと時を皆さまと共に過ごせますよう願っております。 

プロフィール

都立駒場高校音楽科を経て東京藝術大学、およびドイツ・フライブルク音楽大学卒業。
1971年クロイツァー賞受賞。
1976年から隔年ごとにソロリサイタルを開催、毎回テーマを定めた演奏と企画の両面で高い評価を得ている。
またヴァイオリニスト・和波孝禧氏とのデュオで、国内、国外で数多くの演奏、放送、CD録音を行っているほか、他の弦楽器奏者との室内楽演奏も活発に行っている。
2021年から音楽学の髙松佑介氏の協力を得て「シューベルト連続レクチャーコンサート」を始め、PTNAピアノ曲事典に音源を提供する「公開録音コンサート」を2028年まで春、秋2回開催している。
「室内楽勉強会」「室内楽セミナー」「八ヶ岳サマーコース・室内楽クラス」を主宰し指導にあたっているほか、PTNAピアノコンペティションなどで審査員を務めている。
R・シューマン/ピアノ作品集」、和波とのデュオで「ベートーヴェン・ソナタ全曲」「ブラームス・ソナタ全曲」、またチェロの岩崎洸氏を加えた「ピアノトリオ」などのCDをリリース。
PTNAピアノ曲事典にも多数の曲をアップロードしている。 

点字・点字楽譜を讃えるコンサート

2024年2月17日

2024年2月18日(日) 14:00 浜松市福祉交流センター 大ホール
ヴァイオリン:和波たかよし
箏:沢村祐司
ピアノ:土屋美寧子
●宮城道雄  春の海
●島津成悠  森の幻想
●チャイコフスキー  三つの小品 op.42
●エルガー  愛の挨拶 ほか
詳細はをご覧ください。

関西フィル ニューイヤーコンサート

2024年1月11日

2024年1月21日(日) 14:30
滋賀県甲賀市 あいこうか市民ホール

ヴァイオリン:和波たかよし
協演:関西フィルハーモニー管弦楽団
指揮:藤岡幸夫
●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
●J.シュトラウス:美しく蒼きドナウ
●ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲 ほか
詳細は こちらをご覧ください。