<デュオの喜び>
2024年10月6日(日) 14:00 開演 13:30 開場
東京文化会館小ホール
Sun. 6 October 2024 at 2:00 p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
ヴァイオリンとお話 和波 たかよし
ピアノとお話 土屋 美寧子
Takayoshi Wanami: violin and talk
Mineko Tsuchiya: piano and talk
モーツァルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV454
プーランク ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 「ガルシア・ロルカの思い出に」
グリーグ ソルヴェイグの歌
グリーグ ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 ト長調 op.13
W. A. Mozart Sonata for piano and violin in B flat Major KV454
F. Poulenc Sonata for violin and piano
E. Grieg Solveig’s Song
E. Grieg Sonata for violin and piano no.2 in G Major op.13
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全指定 A席:5,000円 B席:4,000円
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主催・お問い合わせ 株式会社AMATI
〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-5, S103
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URL https://www.amati-tokyo.com
後援 ロゴ公益社団法人日本演奏連盟、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
音楽で楽しい交流の時を
演奏の合間にお話を交え、リラックスした雰囲気でクラシックの名曲に耳を傾けていただこうと、40年前から続けているアフタヌーンコンサート。今回は4年ぶりに土屋美寧子とのデュオで、時代も国民性も異なる3人の作曲家のソナタを中心にお聴きいただきます。
モーツァルトは、彼の創作意欲が最も高まった時期の作品で、明るく優雅なたたずまいの中に、二つの楽器の生き生きとした対話が新鮮な生命力を感じさせる素晴らしい曲です。続くプーランクは、ガルシア・ロルカという20世紀スペインの悲劇の詩人の思い出に捧げられた曲で、切れ味の鋭い両端楽章と、シャンソンのような甘い響きが魅惑的な緩徐楽章との対比が印象的。そしてグリーグは、どこか懐かしさを感じさせる響きの中に、民族舞曲風のエネルギーが脈打つ若々しい音楽です。
共演者の土屋美寧子と知り合ってから、いつの間にか半世紀の月日が流れました。デュオの活動を始めてからも40年余り、さまざまな国のコンサートホールや放送、CD録音などの試練を一緒に経験してきましたが、長きにわたってデュオを続け、互いに演奏を磨く努力を続けてこられたことに深い喜びと感謝の念を覚えます。今回も、互いに工夫や議論を深めて、それぞれの作品の特徴をどのように生き生きと描き分けるかを研究し、ワクワクするような音楽を皆様に味わっていただきたいと思っています。
曲にまつわるトークも含め、ホールへ足をお運びくださる皆様と、音楽を通じた楽しい交流の時が過ごせることを願っています。