和波たかよしと仲間たち  ピアノトリオの夕べ

2016年6月20日

2016年10月18日(火) 19:00 東京文化会館小ホール

チラシ表面の画像

ヴァイオリン: 和波 たかよし
チェロ: 岩崎 洸
ピアノ: 土屋 美寧子

●シューマン  ピアノトリオ 第1番 ニ短調 op.63
●ドビュッシー  ピアノトリオ ト長調
●ブラームス  ピアノトリオ 第3番 ハ短調 op.101

全指定席
A \5,000  B \4,500

主催: 株式会社AMATI

2009年から各地で共演を重ね、強い信頼に裏付けられたアンサンブルで絶賛を博しているトリオ、4年ぶりの東京公演!

Takayoshi Wanami and Friends  An Evening of Piano Trios

Tue. 18th Oct. 2016 at 7.00 p.m. at Tokyo Bunka-kaikan Recital Hall

violin: Takayoshi Wanami
cello: Ko Iwasaki
piano: Mineko Tsuchiya

●R. Schumann Piano Trio no.1 in D Minor op.63
●C. Debussy Piano Trio in G Major
●J. Brahms Piano Trio no.3 in C Minor op.101

チラシ裏面の画像

熱い音楽のメッセージを

和波 たかよし
大学の同級生である岩崎洸さんと、長年のデュオ・パートナーである土屋美寧子と、3人で初めてピアノトリを演奏したのは2009年のことでした。
1回目のリハーサルが始まって間もなく、私は何とも言えない幸福感に包まれました。昔からの友達と共演できた嬉しさに加えて、3人が同じ音楽の方向を目指して高めあえる仲間だと実感できた喜びに、わくわくするような興奮を覚えたのでした。
室内楽でありながら、ソリスティックな要素も求められるピアノトリオにおいて、岩崎さんは実に素晴らしい共演者でした。彼の輝かしくスケールの大きなチェロは、私たちに自由で開放的な表現の可能性を示してくれ、リハーサルは、率直なディスカッションといろいろなアイディアを試す、楽しい実験の場になりました。
コンサートは大成功に終わり、私たちはすぐに「来年も一緒にやろう」と約束しました。その後2010年、12年、13年、14年と、毎年秋に共演を重ね、レパートリーを増やすと共に、信頼感を深めてきました。そして、日程の都合からしばらく中断を余儀なくされていた東京での公演が、4年ぶりに実現の運びとなりました。
今回は、心の機微をしみじみ語るようなシューマンと、節度の中に情熱がみなぎるブラームスの重厚な2曲の間に、18歳のドビュッシーが書いた、夢見るように繊細で美しい作品を挟むというプログラムをお聴きいただきます。私たち3人の「共に音楽をする喜び」が、熱いメッセージとなって皆様のもとに届くことと確信しています。
ご来場を、心からお待ちしています。