土屋美寧子 ピアノリサイタル  Mineko Tsuchiya Piano Recital

2016年1月27日

2016年4月22日(金) 19:00 サントリーホール(小ホール) ブルーローズ
Fri. 22nd April 2016 at 7.00 p.m. at Suntory Hall “Bluerose”

チラシ表面の画像

プログラム ・・・・いつの世も喜びと悲しみは結ばれている・・・・・
●ベートーヴェン  ソナタ 第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
●シューマン  ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
●シューベルト  高雅なワルツ D.969
●シューベルト  ソナタ 第19番 ハ短調 D.958
Program
●L.v.Beethoven Piano sonata no.8 in C minor op.13 “Pathetique”
●R.Schumann Davidbundlertanze op.6
●F.Schubert Valses nobles D.969
●F. Schubert Piano sonata no.19 in C minor D.958

全自由席 ¥4000

マネジメント:ミリオンコンサート協会 ℡03-3501-5638
www.millionconcert.co.jp/ticket/contact.html
後援: 公益社団法人・日本演奏連盟、一般社団法人・全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、クロイツァー記念会

チラシ裏面の画像

プログラムに寄せて                    土屋美寧子

Alter Spruch:
In all und jeder Zeit
Verknupft sich Lust und Leid:
Bleibt fromm in Lust und seyd
Dem Leid mit Muth bereif

“いつの世も喜びと悲しみは結ばれている。喜びには謙虚であれ、悲しみには勇気を持って備えよ” とは、シューマンが「ダヴィッド同盟舞曲集」初版に記した古い格言です。今回、私のリサイタルは第20回を迎えますが、演奏を続けてゆける喜びと、これまで支えて下さった多くの方に感謝の気持ちをお伝えするのに、シューマンの想像上の盟友が、彼の結婚式の前夜を祝うという想定で書かれたこの曲はとても相応しいと考えました。
一方で、一昨年に親を見送った喪失感や、今の世で起こっている悲惨な状況に対する想いを「悲愴ソナタ」と、その作者ベートーヴェンから強い影響を受けたシューベルトのハ短調のソナタで表したいと思います。
音楽という人類共通のことばがあってこそ、時代や民族を越えて心を通わせることが出来る素晴らしさを、皆様と共有出来ますよう願っています。