土屋美寧子 ピアノリサイタル
<プレリュード:凝縮された個性>

2014年3月19日

2014年5月25日(日)午後2時開演 Sunday 25th May 2014 at 14:00
JTアートホール アフィニス JT ART HALL Affinis
東京都港区虎ノ門2-2-1 JTビル2F

 「プレリュード:凝縮された個性」

チラシの画像

<プログラム>

K.サーリアホ 前奏曲(2006)

O.メシアン ピアノのための前奏曲(1929)から 
Ⅰ鳩、Ⅳ過ぎ去った瞬間、Ⅴ夢の中の触れ得ない音、Ⅶ静かな嘆き、Ⅷ風に映える陰

C.ドビュッシー 前奏曲集第1巻から
Ⅶ西風の見たもの、Ⅷ亜麻色の髪の乙女、Ⅸとだえたセレナード、Ⅹ沈める寺、XIパックの踊り、 XIIミンストレル

F.ショパン 24の前奏曲 op.28 

Kaija Saariaho Prelude (2006)

Olivier Messiaen Préludes pour Piano extrait
1)La colombe
4)Instants défunts
5)Les sons impalpable du rève
7)Plainte calme
8) Un reflet dans le vent

Claude Debussy Préludes Livre I extrait
7)Ce qu’a vu le vent d’ouest
8)La fille aux cheveux de lin
9)La sérénade interrompue
10)La cathédrale engloutie
11) La danse de Puck 12,Minstrels

Frédéric Chopin 24 Préludes op.28

全指定席 \4000

マネジメント:
ミリオンコンサート協会 TEL 03-3501-5638

後援:
公益社団法人日本演奏連盟、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、公益財団法人日本ピアノ教育連盟

<Preludes>

バッハが金字塔を打ち立てた「前奏曲=プレリュード」は後の作曲家達に受け継がれ、
一つ一つは小品にもかかわらず、個性あふれる世界が大きく広がりました。
今回はショパン以降の作曲家によるプレリュードの聞き比べをお楽しみください。

<Profile>

5歳より岸川基彦氏の指導でピアノを始める。のち鷹取淑子氏、永井進教授らに師事。都立駒場高校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部卒業。1971年クロイツァー賞受賞。1973年よりドイツ、フライブルク音楽大学で、カール・ゼーマン、ヘルムート・バルト各教授らに師事。1975年同校卒業。1977年にはイタリア、シエナ夏期講座でディプロマ名誉賞を受賞。1979-84年までスイスの「エルネンムジークドルフ」で ジョルジ・シェベック教授に師事。
 1976年から東京、名古屋など国内各地で定期的に開催しているソロリサイタルは、毎回テーマを持ち、その企画と演奏の両面で高い評価を得ている。近年は「アニヴァーサリー:生誕300年、200年、100年を迎える作曲家」(2010年)、「先達へのオマージュ」(2012年)と題して開催。 “作品の核とエッセンスを見事に引き出した演奏”(音楽現代誌) “典雅で精彩に富んだ音楽を描き上げた”(ムジカノヴァ誌)など主要音楽誌で好評を博している。
ヴァイオリニストの和波たかよしとはデュオを組み、日本各地や欧米各国で数多くの演奏や放送およびCD録音を行っている。他の弦楽器奏者を加えての室内楽でも「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」や「八ヶ岳サマーコンサート」など国内各地で演奏やCD録音などの活動を続け、近年は岩崎洸氏(チェロ)を加えてのピアノトリオでも好評を得ている。
2013年は5月にPTNA主催のトークコンサートに於いて、チェンバロとピアノを弾き分けて「フランスとイタリアのバロック作品」を演奏。6月には「和波たかよし楽壇デビュー50周年記念コンサート」に共演し、ブラームスソナタ全三曲他を演奏。秋には和波たかよし(Vl)、百武由紀(Vla)、岩崎洸(Vc)各氏と共演してピアノカルテット他を演奏。 
毎夏山梨県北杜市で開催している「八ヶ岳サマーコース」では室内楽グループのコーチを務め、1999年からは主にピアニストを対象とした「室内楽短期セミナー」を主宰。2009年より2013年まで沖縄芸大非常勤講師として室内楽集中授業を担当、PTNA(全日本ピアノ指導者協会)ピアノコンペティションの審査員を務めるなど後進の指導にもあたっている。