今年もすでに3分の1を過ぎてしまったが、このブログは全く更新していなかった。日毎に様々な出来事があり、それについていろいろ考える中で、「これをブログに書こう」と思うこともしばしばなのだが、書き終わらないうちにまた別の出来事が起こる。そんなことの繰り返しで、時が流れていってしまう。
だが、それではいけないと思う。自分で考えているだけでなく、それをここに書いてシェアすることで、もしかすると私の思いを共有してくださる方が現れるかもしれない。YouTubeやクラブハウスでの配信は時々やっているが、「書き残す」ということには、また違った意味があるはずだ。今日から心を改めて、些細な事であってもここに書き留めて、興味のある方々に見ていただくことにしたい。
沖縄の本土復帰50周年に当たる今日は、土屋美寧子のリサイタルであった。彼女にしては珍しく、綺麗なメロディーが豊富な作品がプログラムに並び、長年彼女を聴いてきた私には、何か新鮮な喜びがあった。「これが、今の我が妻の境地なんだな」と感慨を覚えた。
お客様は150人ほどと、昔よりはずいぶん少なくなったが、温かい拍手が場内を包んで、どこか柔らかな空気が会場に流れているのを感じた。
2年に一度のペースで彼女が続けてきたりさいたるには、その時々にいろいろな思いでがあるが、それは彼女との長い結婚生活の思いでにも繋がっている。山あり 谷ありだったが、とりあえず今が幸せであることに、心からの感謝を覚えずにいられない。今後も幸せを積み重ねるには、それなりの努力をしなければならないが、自分のできることをしっかりやって行こう、と自らを激励する私である。
終わりに、会場へ足をお運びくださった皆様に、心からのお礼を申し上げたい。
土屋美寧子のリサイタル
2022年5月15日