過去のコンサート情報

グループ・みーの発表演奏会

2010年1月14日

2010年1月14日(木)17:30~21:30  めぐろパーシモンホール 小ホール
<グループ・みーの発表演奏会> 入場無料

出演:土屋美寧子/梅原久美子/石渡瑞都/中川久美子/村上千秋/高松佑介
木田敦子/岩根愛/石渡千都子/伊東ありさ/川津直子/卯月 美歌

詳細:http://group-mino.cocolog-nifty.com/blog/2010-.html

門下生による発表演奏会

2010年1月13日

2010年1月13日(水)18:30~20:30 名古屋 名東文化小劇場
<門下生による発表演奏会> 入場無料

出演:和波たかよし/村上はるか/半田あゆの
安田理沙/藤城朋子/西村友里/亀谷希恵

門下生による発表演奏会

2010年1月8日

2010年1月8日(金) 18:00~21:00 東京 めぐろパーシモンホール 小ホール
<門下生による発表演奏会> 入場無料

出演:古澤香理/合田有里/鈴木美智子
佐藤葉子/内山恭子/鈴木奈津子
岩根愛 /大岩沙彩/竹花英里子

和波たかよし クリスマス・バッハシリーズ XVIII 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ

2009年12月26日

ちらし画像ちらし画像2009年12月26日(土) 午後6時
東京文化会館小ホール

Sat., 26 Dec. 2009 at 6,00 p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall

和波たかよし クリスマス・バッハシリーズ XVIII
無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ

Takayoshi Wanami Christmas Bach Series XVIII

ヨハン・セバスティアン・バッハ:
Johann Sebastian Bach
◎無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
Partita no.1 for violin solo in b minor BWV1002
◎無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
Sonata no.2 for violin solo in a minor BWV1003
◎無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
Partita no.3 for violin solo in E Major BWV1006

全指定席 ¥4500
主催:KAJIMOTO
URL: http://www.kajimotomusic.com/

心を清めてくれる音楽の力

和波たかよし


18年前、第1回の「クリスマス・バッハシリーズ」を開いて無伴奏作品3曲を演奏したのは、ちょうど「ソビエト連邦崩壊」のニュースが世界中を駆け巡っていた年末でした。その後も、地球上ではさまざまな紛争や災害が起こり、一応平和が保たれている日本の社会にも、私たちの日々の生活を脅かす不安な要素が少なくないのが現状です。

そのような時だからこそ、私はバッハの音楽を通じて皆様に語りかけたいと考えています。 300年も前に彼が残した素晴らしい音の芸術には、不安や絶望を祈りや希望に変えて、気持ちを前向きにしてくれる不思議な力があります。年末にそのバッハの作品をご一緒に味わい、過ぎ去った年に思いをはせながら新しい年を迎える希望と喜びを皆様と分かち合いたい、そうした願いから私はこのシリーズを続けています。

18年の間には、私の演奏スタイルもかなり変化しましたが、しばらく続けていたバロックヴァイオリンを離れて、昨年は久しぶりに通常の楽器で、無伴奏作品を3曲演奏しました。この時、私はこれまでになかったほど落ち着いて、バッハの息吹を身体の奥まで吸い込みながら楽しく弾くことができたのです。バロック楽器の素朴さとモダン楽器の輝きを融合させる試みによって、バッハがまた少し自分の身近な存在となった嬉しさを感じています。今回は、4曲の舞曲のそれぞれに「ドゥーブル」と呼ばれる変奏が付いたパルティータ第1番、威厳と共に幻想的な気分を宿したソナタ第2番、そしてきらきらと光り輝く明るさに満ちたパルティータ第3番をお聴きいただきます。

『音楽は精神の中から、日常の生活の塵埃を除去する』これはバッハの言葉です。多くの皆様が、私のバッハと共に2009年を送る一夜をお過ごし下さることを、心から願っております。

ピアノとヴァイオリンのリサイタル

2009年11月21日

2009年11月21日(土) 14:00
東京オペラシティー・リサイタルホール

<ピアノとヴァイオリンのリサイタル>

共演:土屋美寧子(pf)

◎ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第8番 ト長調
◎シューベルト:幻想曲 ハ長調
◎シューマン:暁の歌(ピアノソロ)
◎クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス(ヴァイオリンソロ)

主催/お問い合わせ:駒場松桜会 tel. & fax. 03-3466-7579

ヴァイオリン&ピアノコンサート

2009年10月24日

2009年10月24日(土)14:00
川崎市 麹ホール

<ヴァイオリン&ピアノコンサート>

共演:土屋美寧子(pf)

◎バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番 ホ長調
◎ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ニ短調
◎クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
◎マスネー:タイスの瞑想曲
◎サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 他

主催:麹ホール 044-812-6090
http://www009.upp.so-net.ne.jp/cozyhall/

<デュオリサイタル Vol6>ー ロマン派 そのIIー シューマン夫妻とブラームス

2009年9月22日

2009年9月22日(火)16:00
山梨県北杜市 清里清泉寮本館ホール

<デュオリサイタル Vol6> ーー ロマン派 そのII ーー シューマン夫妻とブラームス

共演:土屋美寧子(pf)

◎ロベルト・シューマン:
子供の情景 op.15 (1838年)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第1番 イ短調 op.105 (1851年)
◎クララ・シューマン  ヴァイオリンとピアノのための三つのロマンス op.22(1855年)
◎ブラームス  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ニ短調 op.108(1888年)

主催:清里清泉寮 0551-48-2111

☆宿泊付きパックもあり、清里の秋が満喫できます。詳細は、主催者へお問い合わせ下さい。

労音・さいたま音鑑400回例会 -- リサイタル

2009年6月26日

2009年6月26日(金) 19:00
さいたま市文化センター小ホール

<労音・さいたま音鑑400回例会 -- リサイタル>

共演:土屋美寧子(pf)

◎ドヴォルザーク:四つのロマンティックな小品 op.75
◎ブラームス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ニ短調 op.108
◎ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
◎サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 他

入場料:\3500 (高校生以下\1500)

お問い合わせ:労音・さいたま音鑑 048-666-7145 090-5544-3972

第21回和波たかよしアフタヌーンコンサート

2009年6月14日

ちらし画像2009年6月14日(日)午後2時
東京文化会館小ホール
Sun. June 14, 2009 at 2,00p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall

第21回和波たかよしアフタヌーンコンサート
Takayoshi Wanami Afternoon Concert XXI
<ピアノトリオの魅力 -- チェロの岩崎洸氏を迎えて>

ヴァイオリンとお話し:和波たかよし
チェロ:岩崎 洸
ピアノ:土屋 美寧子

Takayoshi Wanami: Violin & talk
Ko Iwasaki: Cello
Mineko Tsuchiya: Piano

<プログラム>
◎ハイドン:ピアノトリオ ハ長調 Hob. XV:27
J. Haydn : Piano Trio in C Major Hob. XV:27

◎ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ
C. Debussy : Sonata for cello and piano

◎ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
C. Debussy : Sonata for violin and piano

◎ベートーヴェン:ピアノトリオ 第7番 変ロ長調 op.97 「大公」
L. v. Beethoven : Piano Trio no.7 in B flat Major op.97

全指定席 A \5,000  B \4,500

主催: K 梶本音楽事務所
後援: 桐朋学園大学同窓会  日本弦楽指導者協会

念願のトリオで楽しい午後を

和波たかよし


なぜか、岩崎洸さんのことを考える時、私の心に「幼なじみ」という言葉が浮かんできます。彼と初めて会ったのは高校生の時だったので、厳密には幼なじみではないのですが、少年時代を楽しく過ごした仲間として、ほのぼのとした気持ちで当時を思い出すのです。

彼は、すでに高校1年生で日本音楽コンクールの第1位に輝いた逸材であり、私には眩しいような存在でした。それが、桐朋学園大学では同級生となり、連れだって登下校したり、他の仲間と共に渋谷あたりの名曲喫茶でおしゃべりに興じたり、正月は我が家でトランプをしたりと、楽しい友達付き合いが続きました。唯一の視覚障害学生だった私にとって、岩崎さんは互いに「こうちゃん」「たかちゃん」と親しく呼び合える、掛け替えのない友達だったのです。

数年後、岩崎さんと私は偶然イタリア・シエナの夏期講習の室内楽クラスで、一緒に勉強することになりました。この時はフランスのピアニストと組んでトリオを弾いた他、締めくくりの発表会では、それぞれドビュッシーのチェロソナタとヴァイオリンソナタを演奏しました。妥協を許さぬ厳しさで作品と取り組んでおられた岩崎さんの様子を、今も懐かしく思い出します。

さて、この「アフタヌーンコンサート」では、主に若手の共演者を迎えて室内楽をお届けしてきましたが、今回は私と土屋美寧子が以前から熱望していた岩崎さんとのトリオが実現することになりました。選曲に当たっては、3人でディスカッションを重ねた結果、今年が没後200 年の記念に当たるヨーゼフ・ハイドンの作品と、トリオの最高峰とも言えるベートーヴェンの「大公」を演奏することに決めました。また、岩崎さんに何かソロの曲をとお願いしたところ、ソロではなく、ドビュッシーのチェロソナタを弾きたいとのリクエストだったので、40年余り前のシエナの思い出を再現したくなって、私もヴァイオリンソナタを聴いていただくことにしました。

演奏家として、また指導者として、日本とアメリカを股にかけて精力的に活動しておられる岩崎さんをお迎えして、軽妙洒脱なハイドンと、壮麗で深い内面性を持つベートーヴェン、さらに温かな親しみやすさと異国情緒を併せ持つドビュッシーの作品でどんな音楽作りができるのか、わくわくするような興奮を覚えます。もちろん、いつもの「アフタヌーンコンサート」と同様、お話しを交えながらアットホームな雰囲気で演奏をお聴きいただきます。「クラシックは難しそうで」とためらっておられる方も、ぜひお出かけ下さい。多くの皆様が、私たちのトリオと共に楽しい午後をお過ごし下さることを願っています。

ピアノトリオの夕べ

2009年6月7日

2009年6月7日(日) 18:00 長野県小海町音楽堂(ヤルビホール)
<ピアノトリオの夕べ>

共演:土屋美寧子(pf) 岩崎洸(vc)

◎ハイドン:ピアノトリオ ハ長調 Hob. XV:27
◎ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ
:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
◎ベートーヴェン:ピアノトリオ 第7番 変ホ長調 op.97 「大公」

入場料:\1500 (前売りは\1000)

主催:小海町教育委員会
お問い合わせ:小海町総合センター 0267-92-4391