過去のコンサート情報
第8回 塙保己一賞表彰式 記念コンサート
2014年12月20日(土) 14:00 埼玉県本庄市 児玉文化会館(セルディホール)
共演:土屋美寧子(pf)
●ヴィターリ:シャコンヌ
●ドヴォルザーク:四つのロマンティックな小品
●クライスラー編曲:ロンドンデリーの歌、ハンガリー舞曲 ほか
入場無料
主催:埼玉県障害者福祉推進課
お問い合わせ:児玉文化会館 0495-72-8851
ヴァイオリンリサイタル 2014年12月7日
2014年12月7日(日) 14:00 さいたま市緑区 プラザイースト ホール
共演:土屋美寧子(pf)
◎モーツァルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 KV376
◎バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
◎グリーグ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ハ短調 op.45
◎クライスラー テンポ・ディ・メヌエット シンコペーション ウィーン風小行進曲 愛の悲しみ 愛の喜び
お問い合わせ:プラザイースト 048-875-9933
ホームページ:和波たかよしヴァイオリンリサイタル
第22回和波たかよしクリスマス・バッハシリーズ 2014年12月23日
2014年12月23日(火・祝) 14:00 東京文化会館小ホール
第22回和波たかよしクリスマス・バッハシリーズ
<無伴奏ヴァイオリンによるBach + two>
●J.S.バッハ(1685-1750) 無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
●P.ヒンデミット(1895-1963) 無伴奏ヴァイオリンソナタ op.31 no.2 「外はとても良いお天気です」
●E.イザイ(1858-1931) 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第4番 ホ短調 op.27 no.4
●J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
全席指定 A=\4500 B=\4000
主催・お問い合わせ 株式会社AMATI Tel 03-3560-3010
チケットのお申し込みはこちらへ
今年は無伴奏でヴァイオリンの魅力を
和波 たかよし
クリスマスの時期に清澄なバッハの音楽で心静かな一時を、と願って1991年から始めたこのシリーズは、多くの皆様のご指示をいただいて今年22回目を迎える運びとなりました。去年は、チェンバロの武久源造さんとの共演でバッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ、第1番から第3番を中心にお聴きいただき、今年もその続きを演奏すると一部で発表していました。しかし、種々の事情から企画を変更し、今年から3年連続の無伴奏シリーズ、「バッハプラス2」を開くことにいたしました。これは、毎回バッハの無伴奏作品を2曲と、バッハと並んで多くの機会に演奏してきたイザイの無伴奏ソナタ、それにもう一人の作曲家を加えて、偉大なバッハを手本としながらこのジャンルに挑んだ作曲家たちの所産を、実際の音で味わっていただこうという趣向です。
今回は、バッハのパルティータとソナタの間に、偶然同じ年、1924年に作られたヒンデミットとイザイの作品を挟んで聴いていただくことにしました。二人とも、当時台頭してきた「無調音楽」には与せず、調性を基本とした作品を書きましたが、その趣はかなり異なっており、肌触りの違いを表現できればと思っています。
ところで、私にとってのこの1年の大きな出来事は、やはり母を亡くしたことです。昨年のバッハシリーズには聴きに来てくれた母でしたが、もう会場に姿を見せることはありません。母を見送った日、私は「これからは母が与えてくれた人生の残りを、精一杯の感謝と共に楽しく生きよう」と心に誓いました。そのためか、以前より大きな喜びを持って、一つ一つの演奏と向き合えるようになった気がします。このバッハシリーズを続けることで、毎回自分のバッハを見直し、その結果として私のバッハ解釈がかなり変化してきましたが、ここで留まるのではなく、さらに新しいバッハの可能性を求め、新鮮な何かをお届けしたいと気持ちを高めています。年末の慌ただしい時期ではありますが、多くの皆様が休日の午後をヴァイオリンの調べと共にお過ごし下さることを願っております。
目黒ユネスココンサート2014
2014年11月15日(土) 15:00 めぐろパーシモンホール(大ホール)
目黒ユネスココンサート2014
<目黒ユネスコ協会創立60周年記念>
共演:土屋美寧子(pf)
オーケストラ・モチーフ (指揮:松本宗利音(まつもとしゅーりひと)
◎モーツァルト(クライスラー編曲) ロンド ト長調
◎グリーグ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ハ短調
◎マスネー タイスの瞑想曲
◎メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 ほか
主催&お問い合わせ:NPO法人目黒ユネスコ協会 03-5725-6150
ホームページはこちら
オータム コンサート スペシャル
2014年10月3日(金) 19:00 金沢アートホール
お問い合わせ:金沢よい音楽を聴く会 090-8966-3770
10月5日(日) 13:30 富山市民プラザ アンサンブルホール
お問い合わせ:富山桐の会 076-437-0491
共演:岩崎洸(vc)
土屋美寧子(pf)
◎コダーイ ヴァイオリンとチェロのためのデュオ op.7
◎メシアン ピアノのための前奏曲 「鳩」 「風に映える陰」
◎ウェーバー (ピアティゴルスキー編曲) アダージョとロンド(チェロとピアノ)
◎カサド 親愛なる言葉(チェロとピアノ)
◎ショパン ノクターン 嬰ハ短調 「遺作」(ヴァイオリンとピアノ)
◎ヴィエニアフスキ ポロネーズ ニ長調 op.4 (ヴァイオリンとピアノ」
◎ブラームス ピアノトリオ 第3番 ハ短調 op.101
入場料:一般 \3500 学生 \2000
トリオコンサート
2014年10月19日(日)14:00 長野県小海町音楽堂(ヤルヴィホール)
共演:岩崎洸(vc)
土屋美寧子(pf)
◎コダーイ ヴァイオリンとチェロのためのデュオ op.7
◎メシアン ピアノのための前奏曲 「鳩」 「風に映える陰」
◎ウェーバー (ピアティゴルスキー編曲) アダージョとロンド(チェロとピアノ)
◎カサド 親愛なる言葉(チェロとピアノ)
◎ショパン ノクターン 嬰ハ短調 「遺作」(ヴァイオリンとピアノ)
◎ヴィエニアフスキ ポロネーズ ニ長調 op.4 (ヴァイオリンとピアノ」
◎ブラームス ピアノトリオ 第3番 ハ短調 op.101
主催:小海町教育委員会
お問い合わせ:小海町総合センター 0267-92-4391
KEEP FOR THE FUTURE チャリティコンサート 2014年9月22日(月)
Pleasure of Music vol3 <弦とピアノの多彩な響き
2014年9月22日(月) 20:00
山梨県北杜市 清里清泉寮本館ホール
協演:岩崎洸(vc) 土屋美寧子(pf)
◎コダーイ ヴァイオリンとチェロのためのデュオ op.7
◎ショパン ワルツop.64-1 変ニ長調(小犬のワルツ)、2 嬰ハ短調, 3 変イ長調(ピアノソロ)
◎バッハ ガヴォット ホ長調(ヴァイオリンソロ)
◎ G線上のアリア(ヴァイオリンとピアノ)
◎カタロニア民謡 鳥の歌(カザルス編曲)
◎カサド 親愛なる言葉(チェロとピアノ)
◎ブラームス ピアノトリオ 第3番 ハ短調 op.101
入場料:\3500
問い合わせ先:清里清泉寮 0551-48-2111
*宿泊や食事を含むプランもあります。
第25回 和波たかよし アフタヌーンコンサート
Takayoshi Wanami Afternoon concert vol. 25
2014年10月11日(土) 午後2時 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
Sat. Oct. 11, 2014 at 2,00p.m. Suntory Hall, Blue-rose
ヴァイオリンとお話し:和波 たかよし
ピアノ:土屋 美寧子
Takayoshi Wanami: Violin & Talk
Mineko Tsuchiya: Piano
ヴィターリ シャコンヌ
T. Vitali Chaconne
ドヴォルザーク 四つのロマンティックな小品 op.75
A Dvorak Four Romantic pieces op.75
ショパン ノクターン 嬰ハ短調 「遺作」
F. Chopin Nocturne in c sharp minor op. posthumous.
ヴィエニアフスキ ポロネーズ ニ長調 op.4
H. Wieniawski Polonaise in D Major op.4
ストラヴィンスキー イタリア組曲
I.Stravinsky Italian Suite
クライスラー編曲による小品集
Pieces arranged by F. Kreisler
ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
Londonderry Airs (Irish tune)
踊る人形(ポルディーニ)
Dancing Doll (Poldini)
ハンガリー舞曲 第17番(ブラームス)
Hungarian Dance no.17 (Brahms)
全指定席 \5,000
主催・お問い合わせ 株式会社AMATI Tel 03-3560-3010
後援: 一般社団法人・日本弦楽指導者協会、
チケットのお申し込みはこちら
母の思い出に捧げる小品集
和波たかよし
「アフタヌーンコンサート」の前身である「クラシック音楽を楽しむ集い」が産声を上げたのは、まだ私が「若手」と呼ばれていた1973年のことでした。「息子の音楽を通してクラシックをもっと多くの方の身近なものに」との願いを込めて、母の和波その子が毎回、会場の設営やおもてなしのお菓子などをいろいろと考えて準備し、当日も場内を動き回ってお客様に気を配っていたのを懐かしく思い出します。
演奏の合間に座談会やクイズも交えたこのサロンコンサートは17回を数えましたが、次第にお客様が増えたため、ホールでの音楽会に切り替え「アフタヌーンコンサート」と改称したのが1984年のこと。母は「S企画」と名乗って2005年まで音楽事務所と共にこのコンサートを主催し、深い関わりを持ち続けてきました。お客様からいただくさまざまなご感想や、「次回も楽しみにしている」とのお声に励まされ、またベテランから若手まで、素晴らしいゲスト演奏家の方々にも支えられて、「アフタヌーンコンサート」は今年ついに25回の大きな節目を迎えることができました。
毎回ホールに出かけてコンサートの雰囲気を味わい、お客様とお会いするのを大変楽しみにしていた母ですが、今年の2月に95才で帰らぬ人となりました。目の見えない私を育て、最後まで誰よりも私のことを気にかけていた母。その深い愛情を、時には鬱陶しいと感じたこともありましたが、今は大切な人を失った寂しさと、純粋な感謝の気持ちが私の心を占めています。
25回記念となる今回の「アフタヌーンコンサート」は、「母へのありがとうの気持ちを込めた会にしよう」と決めました。そして土屋美寧子のピアノと共に、どこか懐かしさを感じさせる、親しみやすいヴァイオリンの小品をお届けいたします。「クラシックをもっと身近に」との母の願いに立ち帰り、和やかな雰囲気の中で演奏やトークをお楽しみいただければと考えております。中秋の午後の一時、多くの皆様が私たちと共に「音楽の喜び」を共有してくださることを願っています。
ヴァイオリンとピアノのコンサート
2014年6月28日(土) 18:00 長野県白馬村 白馬美術館ホール
共演:土屋美寧子(pf)
◎コレッリ フォリア(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 op.5 no.12)
◎バッハ シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より)
◎ショパン ノクターン 嬰ハ短調「遺作」(ピアノソロ)
◎ヴィエニアフスキ 華麗なるポロネーズ ニ長調 op.4
◎ドヴォルザーク ユーモレスク
◎マスネー タイスの瞑想曲
◎サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ
☆コンサートに続いて、ホテル ラ・ネージュでフランス料理のディナーがあります
詳細はこちらをご覧ください
土屋美寧子 ピアノリサイタル
<プレリュード:凝縮された個性>
2014年5月25日(日)午後2時開演 Sunday 25th May 2014 at 14:00
JTアートホール アフィニス JT ART HALL Affinis
東京都港区虎ノ門2-2-1 JTビル2F
「プレリュード:凝縮された個性」
K.サーリアホ 前奏曲(2006)
O.メシアン ピアノのための前奏曲(1929)から
Ⅰ鳩、Ⅳ過ぎ去った瞬間、Ⅴ夢の中の触れ得ない音、Ⅶ静かな嘆き、Ⅷ風に映える陰
C.ドビュッシー 前奏曲集第1巻から
Ⅶ西風の見たもの、Ⅷ亜麻色の髪の乙女、Ⅸとだえたセレナード、Ⅹ沈める寺、XIパックの踊り、 XIIミンストレル
F.ショパン 24の前奏曲 op.28
Kaija Saariaho Prelude (2006)
Olivier Messiaen Préludes pour Piano extrait
1)La colombe
4)Instants défunts
5)Les sons impalpable du rève
7)Plainte calme
8) Un reflet dans le vent
Claude Debussy Préludes Livre I extrait
7)Ce qu’a vu le vent d’ouest
8)La fille aux cheveux de lin
9)La sérénade interrompue
10)La cathédrale engloutie
11) La danse de Puck 12,Minstrels
Frédéric Chopin 24 Préludes op.28
全指定席 \4000
マネジメント:
ミリオンコンサート協会 TEL 03-3501-5638
後援:
公益社団法人日本演奏連盟、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、公益財団法人日本ピアノ教育連盟
<Preludes>
バッハが金字塔を打ち立てた「前奏曲=プレリュード」は後の作曲家達に受け継がれ、
一つ一つは小品にもかかわらず、個性あふれる世界が大きく広がりました。
今回はショパン以降の作曲家によるプレリュードの聞き比べをお楽しみください。
<Profile>
5歳より岸川基彦氏の指導でピアノを始める。のち鷹取淑子氏、永井進教授らに師事。都立駒場高校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部卒業。1971年クロイツァー賞受賞。1973年よりドイツ、フライブルク音楽大学で、カール・ゼーマン、ヘルムート・バルト各教授らに師事。1975年同校卒業。1977年にはイタリア、シエナ夏期講座でディプロマ名誉賞を受賞。1979-84年までスイスの「エルネンムジークドルフ」で ジョルジ・シェベック教授に師事。
1976年から東京、名古屋など国内各地で定期的に開催しているソロリサイタルは、毎回テーマを持ち、その企画と演奏の両面で高い評価を得ている。近年は「アニヴァーサリー:生誕300年、200年、100年を迎える作曲家」(2010年)、「先達へのオマージュ」(2012年)と題して開催。 “作品の核とエッセンスを見事に引き出した演奏”(音楽現代誌) “典雅で精彩に富んだ音楽を描き上げた”(ムジカノヴァ誌)など主要音楽誌で好評を博している。
ヴァイオリニストの和波たかよしとはデュオを組み、日本各地や欧米各国で数多くの演奏や放送およびCD録音を行っている。他の弦楽器奏者を加えての室内楽でも「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」や「八ヶ岳サマーコンサート」など国内各地で演奏やCD録音などの活動を続け、近年は岩崎洸氏(チェロ)を加えてのピアノトリオでも好評を得ている。
2013年は5月にPTNA主催のトークコンサートに於いて、チェンバロとピアノを弾き分けて「フランスとイタリアのバロック作品」を演奏。6月には「和波たかよし楽壇デビュー50周年記念コンサート」に共演し、ブラームスソナタ全三曲他を演奏。秋には和波たかよし(Vl)、百武由紀(Vla)、岩崎洸(Vc)各氏と共演してピアノカルテット他を演奏。
毎夏山梨県北杜市で開催している「八ヶ岳サマーコース」では室内楽グループのコーチを務め、1999年からは主にピアニストを対象とした「室内楽短期セミナー」を主宰。2009年より2013年まで沖縄芸大非常勤講師として室内楽集中授業を担当、PTNA(全日本ピアノ指導者協会)ピアノコンペティションの審査員を務めるなど後進の指導にもあたっている。