2023年10月6日(金) 14:00開演 13:30開場 東京オペラシティ・リサイタルホール
Fri.6 October 2023 at 2:00 p.m. / Tokyo Opera city Recital Hall
シューベルト︓ピアノトリオ 第1番 変ロ長調 D898
F. Schubert: Piano trio no.1 in B flat Major D898
ラフマニノフ︓ヴォカリーズ (チェロとピアノ)
S. Rachmaninoff: Vocalise (arr. for cello and piano)
ドヴォルザーク=クライスラー︓わが母の教え給いし歌 (ヴァイオリンとピアノ)
A. Dvorak: Songs my mother taught me (arr. for violin and piano by F.Kreisler)
ドヴォルザーク︓ピアノトリオ 第4番 ホ短調 op.90 「ドゥムキ」
A. Dvorak: Piano trio no.4 in E Minor op.90 “Dumky”
全指定席 ¥5,000
ヴァイオリンとお話し: 和波 孝禧
Takayoshi Wanami: violin and talk
チェロ: 荒 庸子
Yoko Ara: cello
ピアノ: 土屋 美寧子
Mineko Tsuchiya: piano
秋の午後を音楽の喜びとともに
和波 たかよし
演奏にお話を交え、くつろいだ雰囲気でクラシックの名曲をお楽しみいただこうと、1984年に始めた「アフタヌーンコンサート」。今回は2020年から「八ヶ岳サマーコンサート&サマーコース」で演奏と講師をお願いしているチェロの荒庸子さんを初めてお迎えし、土屋美寧子と3人でピアノトリオを中心としたプログラムをお届けいたします。
シューベルトの作品は、宝石のようにきらめくピアノと、ふっくらと柔らかな弦楽器のハーモニー、歌曲のような美しいメロディーが魅力的です。一方、ウクライナに起源を持つ「哀歌」であるドゥムカに着想を得たドヴォルザークの「ドゥムキ」は、スラブ的な土の香りが感じられる情感豊かな作品です。これらの曲を初めて共演する荒さんとともにどんな表現を生み出せるか、新たな可能性に向かって胸を膨らませています。
美しい旋律に彩られた小品と、曲にまつわるお話も交え、極上の音楽がもたらす豊かな時間を多くの皆様とご一緒に過ごしたいと思います。初めての平日開催ですが、休日にはお出かけが難しい方々にも私たちの生の音楽を味わっていただけることを願い、多くの皆様のご来場をお待ちしています。