土屋美寧子ピアノリサイタル

2020年3月13日

<延期公演>
2020年7月15日(水)14時開演(13時30分開場)
サントリーホール(小ホール)ブルーローズ
東京赤坂1-3-1
全自由席 \4,000

チラシ表面の画像

Mineko Tsuchiya Piano Recital
Wednesday 15th July 2020 at 14:00
Suntory Hall/Blue Rose (Akasaka,Tokyo)
Ticket \4000

<音で描く情景>
ベートーヴェン ピアノソナタ第15番ニ長調 作品28 「田園」
シューマン   森の情景 作品82
チャイコフスキー ドゥムカ ハ短調 作品59(ロシアの田舎の情景)
プロコフィエフ バレー音楽「ロメオとジュリエット」より10の小品 作品75

<Scene>
L.v.Beethoven  Piano sonata no.15 in D Major op.28 “Pastoral”
R.Schumann  Forest Scenes op.82
P.Tchaikovsky Dumka in C Minor op.59 (Scenes from a Russian village)
S.Prokofiev Romeo and Juliet 10 pieces for piano op.75

マネジメント:ミリオンコンサート協会 03-3501-5638

後援:公益社団法人 日本演奏連盟
   一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
   クロイツァー記念会

チラシ裏面の画像

プログラムに寄せて 

土屋美寧子

 今回選んだ作品の中で、音は絵筆となり、またすべての人が理解できる言語となって情景や心情を描いています。
2020年に生誕250年を迎えるベートーヴェンの「田園」と呼ばれているソナタ、そしてチャイコフスキーの小品からは、草や土の香りが漂い、仕事を終えた人々が楽しく躍る賑わいが聞こえてきます。
私の大好きな作曲家であるシューマンの晩年の作品「森の情景」では、留学時代を過ごした南ドイツの”黒い森(Schwarzwald)”が目の前に現れたような気になります。
一転して「ロメオとジュリエット」は人間の浅はかな対抗意識から起きる悲劇ですが、プロコフィエフによる人物描写の巧みさ故に「これに似ている人いるなあ」と感じることたびたびです。
音は具体的に姿かたちを示さないので、かえって自由な想像力が喚起されるのかもしれません。皆様もご一緒に音が描く情景を楽しんでいただけたら幸いです。