2012年
ヴァイオリンとピアノのコンサート 2012年12月16日(日)
東京都豊島区、雑司ヶ谷音楽堂
共演:土屋美寧子(pf)
◎ルクレール ソナタ 第3番 ニ長調
◎バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調
◎ブラームス ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ長調
◎ ショパン 前奏曲 第15番 「雨だれ」ほか
主催:雑司ヶ谷音楽堂 03-5960-4515
http://www.zoshigayaongakudo.com
第24回 和波たかよし アフタヌーンコンサート <三つの楽器で歌うシューベルトの叙情> 2012年11月18日(日)
第24回 和波たかよし アフタヌーンコンサート
<三つの楽器で歌うシューベルトの叙情>
2012年11月18日(日) 午後2時 東京文化会館小ホール
Takayoshi Wanami Afternoon Concert XXIV
Sun. Nov. 18, 2012 at 2,00p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
ヴァイオリン:和波 たかよし
チェロ:岩崎 洸
ピアノ:土屋 美寧子
シューベルト:
◎ロンド ロ短調 D895 (ヴァイオリンとピアノ)
◎アルペッジョーネソナタ イ短調 D821 (チェロとピアノ)
◎ピアノトリオ 第2番 変ホ長調 D929
F. Schubert :
Rondo in b minor for violin & piano D895
Sonata in a minor >>Arpeggione<< for cello & piano D821
Trio no.2 in E flat Major for piano, violin and cello D929
全指定席 A \5,000 B \4,500
高校生以下 \4,000(当ホームページからのお申し込みのみの特典)
主催・お問い合わせ:株式会社AMATI Tel 03-3560-3010 http://www.amati-tokyo.com
後援:一般社団法人・日本弦楽指導者協会、 桐朋学園音楽部門同窓会
イープラス http://eplus.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:174-690)
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
トリオ・コンサート 2012年11月11日(日)
<トリオ・コンサート>
2012年11月11日(日) 14:00 長野県小海町音楽堂(ヤルヴィホール)
共演:岩崎洸(vc) 土屋美寧子(pf)
◎シューベルト 即興曲集 D899より 第3番 変ト長調(ピアノソロ) ◎ヴァイオリンとピアノのためのロンド ロ短調 D895 ◎アルペッジョーネソナタ イ短調 D821(チェロとピアノ) ◎ピアノトリオ 第2番 変ホ長調 D929
主催:小海町教育委員会
お問い合わせ:小海町総合センター 0267-92-4391
和波たかよし&土屋美寧子 デュオ・リサイタル2012年10月27日(土)
和波たかよし & 土屋美寧子 デュオ・リサイタル
2012年10月27日(土) 14:00 長野県安曇野市あづみ野コンサートホール
共演:土屋美寧子(pf)
◎モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 KV301 ◎ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 ◎ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ◎ドビュッシー:月の光 ◎サンサーンス-イザイ ワルツ・カプリス 他
入場料:\4000 主催:あづみ野コンサートホール 0263-82-6419 URL:http://www.ach.ne.jp/info.html
和波たかよし コンサート<シューベルトの夕べ>
和波たかよし コンサート
<シューベルトの夕べ>
2012年9月29日(土) 18:00 名古屋、宗次ホール
共演:岩崎洸(vc) 土屋美寧子(pf)
フランツ・シューベルト
◎即興曲 第3番 変ト長調 D899[ピアノソロ]
◎アルペッジョーネソナタ イ短調 D821[チェロとピアノ]
◎ロンド ロ短調 D895[ヴァイオリンとピアノ]
◎ピアノトリオ 第2番 変ホ長調 D929
入場料:\4000 学生券 \2400
主催:宗次ホール 052-265-1718
URL: http://www.munetsuguhall.com
KEEP FOR THE FUTURE チャリティーコンサート2012年9月21日(金)
土屋美寧子ピアノリサイタル2012年5月25日(金)
土屋美寧子ピアノリサイタル
2012年5月25日(金)19:00開演 (18:30開場)
東京文化会館小ホール(JR上野駅公園口前)
Mineko Tsuchiya Piano Recital
Friday 25th May 2012 at 7 p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
全指定席 ¥4,000
[先達へのオマージュ]
Homage to precursors
◎モーツァルト:グルックの歌劇「メッカの巡礼」から「我ら愚かな民の思うは」による10の変奏曲 ト長調 K.455
◎ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24
◎武満 徹:雨の樹素描II ―オリヴィエ・メシアンの追憶に―
◎ラヴェル:クープランの墓
W.A.Mozart:10 Variationen über ‘ Unser dummer Pobel meint’ aus der Oper ‘Die Pilgrimme von Mecca von Gluck G-dur K.455
J.Brahms:Händel Variationen op.24
T.Takemitsu:Rain Tree Sketch II -In Memoriam Olivier Messiaen-
M.Ravel:Le Tombeau de Couperin
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:159-175)
マネジメント:ミリオンコンサート協会
後援:日本演奏連盟、(社)全日本ピアノ指導者協会、(公財)日本ピアノ教育連盟
尊敬と愛情をこめて
土屋美寧子
今回のプログラム前半は変奏曲です。天才の手で、先輩作曲家のシンプルなアリアが魅力的な姿に変奏され、ひいてはモーツァルトではチャーミングなオペラの世界が、またブラームスでは重厚なシンフォニーの世界が広がってゆく素晴らしさを聴いていただきたいと思います。
後半は、武満徹がチェレスタのような澄んだ響きで、敬愛していたフランスの作曲家メシアンを追憶する小品。そして戦争で失った友人達のポートレイトをフランス古典組曲の形式で描いたラヴェルの組曲です。
2011年は、身近にあった命が、またこれまで培ってきたさまざまなものが一瞬にして消滅するショックを味わった年でした。先達への尊敬と愛情がこもったこれらの作品を味わい、それぞれの作曲家が見せてくれる個性あふれる新たな領域に触れて、今、生きていられることに感謝するとともに、さまざまな困難のある現状を超えてゆく力が、音楽によって授かるような一夜を皆様と共に過ごせたら幸せです。
土屋美寧子 ランチタイム名曲コンサート2012年5月18日(金)
5月18日(金)11:30 名古屋、宗次ホール
<土屋美寧子 ランチタイム名曲コンサート>
◎ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ op.24
◎ラヴェル:クープランの墓
入場料:\1000
詳細:http://www.munetsuguhall.com/concert/201205/20120518L.html
第30回日本ライトハウスチャリティコンサート2012年4月14日(土)
<第30回日本ライトハウスチャリティコンサート>
4月14日(土)18:30 大阪 ザ・シンフォニーホール
協演:千里フィルハーモニア・大阪 他
指揮:澤和樹
◎メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
◎ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 op.125 「合唱付き」
<デュオリサイタル Vol10> 二人の楽聖 バッハとベートーヴェン2012年3月20日(火、祝)
<デュオリサイタル Vol10> 二人の楽聖 バッハとベートーヴェン
3月20日(火、祝)15:00 山梨県北杜市 清里清泉寮 本館ホール
共演:土屋美寧子(pf)
◎バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第2番 イ長調 BWV1015
◎バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
◎ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調 op.47 「クロイツェル」
主催:清里清泉寮 0551-48-2111
☆5年間続けてきたデュオ・リサイタルシリーズの最終回です。宿泊付きパックもあり、早春の清里が満喫できます。詳細は、主催者へお問い合わせ下さい。
3人の協力で生まれるシューベルトの魅力を
和波たかよし
今回は、「アフタヌーンコンサート」としては初めて一人の作曲家に焦点を当て、生粋のウィーン人で、わずか31年の短い生涯に1000曲近い作品を残した天才、シューベルトの音楽をお聴きいただくことにしました。シューベルトと言えば、まず珠玉のような歌曲の数々を思い浮かべる方が多いことでしょう。そのメロディーの美しさと、詩の心を音楽として表現する彼の比類のない才能は、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器を伴った室内楽作品でも遺憾なく発揮されています。 今回のプログラムのメインに据えたのは、彼が亡くなる前年、1827年に完成させた「ピアノトリオ 第2番」です。この大作では、力強く輝かしい変ホ長調を基調とする中で、第2楽章でチェロが奏でる悲しげなメロディーが、病苦に苛まれていたシューベルト自身への葬送歌のように響き、極めて印象的です。
一方、彼の音楽においてはメロディーの背景となる和声の動き、そこから醸し出される色彩の変化にも強い個性があります。はっとさせるような転調で気分が一変したり、転調を繰り返しながら大きなクライマックスへと導かれて行く部分で、背景を演出するピアノの役割が大変重要です。また、楽器の性質から、高音を受け持って目立つことの多いヴァイオリンも、チェロやピアノの支えを得て、いっそう輝きを増すのです。
30年以上も一緒に演奏してきた土屋美寧子と私にとって、岩崎洸さんとのトリオは今回が3度目ですが、いつも新鮮な刺激を受けながら、気心の知れた仲間とのアンサンブルを存分に楽しんでいます。3人のシューベルト感を持ち寄って一つの音楽を作って行く課程で、どんな演奏に仕上がるのかがとても楽しみです。
プログラムの前半には、おそらくパガニーニをイメージしたと思われるヴァイオリンの華やかな技巧を織り込んだ「ロンド」、それに当時考案された6弦の楽器、アルペッジョーネのために書かれたソナタをチェロとピアノで演奏します。またトークのコーナーでは、それぞれの現在の心境や今後の抱負など、率直に語り合ってみたいと思います。ウィーン風の優雅なたたずまいで、200年後を生きる現代人の心にも深く、優しく訴えかけてくるシューベルトの音楽を、私たちの演奏で多くの皆様に味わっていただけることを願っています。