日記

サイトウ・キネンの直中で

2012年9月1日

今年のサイトウ・キネンは、8月11日から9月10日までの長丁場だ。もちろん、毎年1ヶ月近く滞在してオペラとシンフォニーの両方をやっている人もいるが、私は7年ぶりにオペラに参加したため、長くなった。ただ、中間には飛び飛びに … 続きを読む

もうすぐ松本

2012年8月9日

八ヶ岳サマーコースは無事に終了、素晴らしい才能の持ち主が集まって、私には楽しい日々となった。もちろん、レッスンやコンサートもあるので疲れも半端なものではなかったが、好天に恵まれるなどラッキーな面もあって、気持ちよく日程を … 続きを読む

トンネルの出口は近い

2012年6月23日

私の周りには、毎日いろいろな出来事が起こる。それらをこまめに取り上げて書き込みたいが、なぜか最近は、気持ちの整理が付かないうちにどんどん日が過ぎてしまう。出来事をただ書くのではなく、それについての感想や論評も加えながら、 … 続きを読む

皆さんのご参加を

2012年5月23日

土屋美寧子の18回目のソロリサイタルが迫ってきた。いつになっても、リサイタルを開くのはかなりの緊張感を伴うことだ。美寧子は少しでも良い演奏をしようと練習に余念がないが、私はその努力が幸せな形で実を結ぶことを祈るのみだ。 … 続きを読む

コーチとしての役割

2012年5月3日

生徒が、あるソリスト・オーディションを受けることになった。その最終選考が近づき、私も遅ればせながらその曲をちょっと練習してみた。実はこれが、私の大好きな曲、たくさんの思い出のある曲なのである。 かつて私も、このコンチェル … 続きを読む

日本を憂う

2012年4月29日

大型連休が始まった。もう、今年の3分の1が終わったわけだが、そんなに早く時が流れては困る、というのが私の感想である。そうは言っても、こればかりはどうにもならないので、受け入れるしかない。 今の日本は、震災からの復興もまだ … 続きを読む

大阪から戻って

2012年4月17日

大阪で、3年ぶりに「千里フィルハーモニア大阪」と競演し、無事にコンサートを終えて帰京した。今年で30回目を迎えた「日本ライトハウス・チャリティコンサート」である。ちょうど30年前、当時のライトハウス理事長から、「在阪のア … 続きを読む

今思うこと

2012年4月9日

人は、誰かから必要とされていると自覚できる時が、一番幸せなのではないだろうか。定年退職したサラリーマンが、不調を訴えたり鬱になったりするのも、「自分はいなくても会社には何の問題もないのだ」と思い知らされるからではないかと … 続きを読む

清里行きを前に

2012年3月19日

バッハ全曲演奏を終えた時は、「次の本番は気が遠くなるほど先だな」と思ったものだが、その清里でのコンサートが明日に迫った。本当に、時の流れは早い。そして、私は今、元気に清里へ向かおうとしている。 この3ヶ月間に、いろいろな … 続きを読む

1月が終わる

2012年1月31日

あれよあれよという間に、もう月末になってしまった。「今年こそは日記ページを頻繁に更新するぞ」と決意したのは、京王プラザホテルのツインルームを一人で占領してつかの間の「休暇」を楽しんでいるときだった。だが、帰宅してからは一 … 続きを読む