日記
今の私
あの大地震が起こって以来、私の周りにも、私自身にも、さまざまな変化が起こっているように感じる。もちろん、被災された方々のご苦労を思えば、それは微々たるものかもしれないが、徐々に私の心を締め付け、黒雲に覆われるような不安と … 続きを読む
浮気心で
すでに立春も過ぎた。季節はどんどん移り変わって行く。そして私の生活も、少しずつ変わって行く。 1月は「ヘレンケラー・コンサート」などでめまぐるしく過ぎた。だが、嵐のような日々の後には、何か言いしれない寂しさが残った。もち … 続きを読む
今年最初のコンサートを前に
今年初めての本格的な本番が明日に迫った。東京ヘレンケラー協会、設立60周年を記念するチャリティーコンサートである。 今回の私は、演奏者としての負担以上に、企画責任者としてのさまざまな気遣いがあって、その意味でかなり疲れた … 続きを読む
間もなく名古屋とお別れ
レッスンや消化器の検査で年末まで忙しかったため、点字の年賀状書きが今日の午後になってしまった。3時間で20通を書いたが、最近はパソコン入力でばかり点字を書いているので、手書きが久しぶりなうえ、葉書に打つのは力が要るので … 続きを読む
近づくバッハシリーズ
今日は冬至。いよいよ2010年も残り少なくなってきた。私は恒例の「クリスマス・バッハシリーズ」を控えて、産みの苦しみを味わっている。 最近はどうも仕事の能率が悪く、いつも忙しがって過ごしている。仕事量自体は増えていな … 続きを読む
学生コンクール、全国大会を聴いて
第64回学生音楽コンクール、全国大会の小学生部門を、聴衆として聴いた。今帰宅したところだが、今回は審査員ではなかったので、少し今日の演奏についてコメントしてみたいと思う。 発表された順位は、妥当なものだった。会場で一 … 続きを読む
学生たちとの合奏
年齢を重ねてくると、だんだん怖いものがなくなり、悠々たる気分で暮らせるのではないかと、そんなイメージを持っていた。でも、現実は少し違うようだ。 私が始めて弦楽合奏の指揮をとったのは1989年のことだった。「アフタヌー … 続きを読む
平和の尊さを
ついこの間まで猛暑に苦しめられていたのに、もう冬の始まりのような冷たい風が東京に吹いてきた。季節の移り変わりの早さには驚かされるが、どうも最近は天候が乱暴なように思えてならない。地球が何かに苛立っているかのようだ。 … 続きを読む
明日はコンサート
10月も10日が過ぎた。どんどん秋が深まって行く。そして明日は、アフタヌーンコンサートである。 2週間にわたって、私は明日演奏する曲の練習に集中した。もちろん、もっと前から練習してはいたが、この期間は他の曲をほとんど … 続きを読む
いよいよ秋
今年も、私の弟子が学生音楽コンクールに出場し、2名が予選を通過した。去年は東京都名古屋で一人ずつだったが、今年は東京で2名である。コンクールという競争は、自分が出ていた時からあまり好きではなかったが、弟子の演奏が認めら … 続きを読む