日記
発表会への期待
年の初めに生徒の発表会を開くようになって、今年で24年目。その発表会が、明日の午後6時から、めぐろパーシモン小ホールで開かれる。今年の演奏者は11人、ほぼ毎週レッスンに来る現役の門下生が4人、昔の弟子で今も不定期でレッス … 続きを読む
快適な日々
2020年になって、早くも10日が過ぎた。元日から藤沢に住む甥を訪ねるなど、久しぶりにアクティブな過ごし方をした今年の正月だったが、それでも心身はずいぶん休まった。門下生の発表会を来週に控えているので、5日からレッスンを … 続きを読む
年越しを前に
とうとう今年も、あと数時間を残すのみとなってしまった。「大晦日」などというものがこんなに簡単にしょっちゅうやってこられては困るのだが、来るものは仕方がない。そんな風に感じるのは、結局は私が少しずつ鈍くなっていることの証 … 続きを読む
小さな喜びを経験して
いよいよ今年も残り少なくなり、私は2週間後に迫ってきた「バッハリサイタル」に向けて、少し焦る心を抑えながら練習などの準備をしている。いつも美寧子がお手製で作ってくれるプログラムの原稿も出来上がり、いよいよだなと緊張が高ま … 続きを読む
明日はあづみ野
八ヶ岳サマーコース、セイジ・オザワ松本フェスティバルと、夏の忙しい行事を終えて東京に戻ったのは、9月10日のことだった。それから40日、私の頭の中はずっと今日、10月20日のコンサートのことでいっぱいだった。勿論、他の仕 … 続きを読む
新しい肩当て
夏が終わりに近づき、どうやら猛暑も収まりつつあるようだ。私は、例年以上に良い体調で「八ヶ岳サマーコース&コンサート」を乗り切ったが、東京に戻ったらすっかり疲れが出て、1週間ほどあまり冴えない日を過ごしてしまった。松本が近 … 続きを読む
コンクールというもの
2014年から審査を引き受けている、K音楽コンクールというのがある。主催者のK氏は、数多くの小規模なコンクールを開催しておられ、私は「弦楽器コンクール」を担当している。 このコンクールの大きな特徴は、演奏終了直後に審査 … 続きを読む
平成から令和へ
天皇陛下が「退位したい」とのお気持ちをビデオメッセージで述べられたのは、たしか3年前の夏だった。八ヶ岳の山荘で、レッスンの合間に録画でお話しを聴いたことを覚えている。退位の方法が本当に天皇陛下のお気持ちに沿ったものになっ … 続きを読む
誕生日を前に
早いもので、今年も間もなく4分の1を終わろうとしている。来週になれば、私はまた一つ年を重ねる。自分があと1年で「後期高齢者」の仲間になるなど、想像もできないことなのだが、事実だから仕方がない。 ところで、去年の11月3 … 続きを読む
年頭所感
海軍中将だった私の祖父は、1975年の1月2日に、満91才で帰らぬ人となった。私が29才、今から43年前のことである。 祖父は、元日に家族が集って正月を祝う席で、食事が終わるころになると、必ず前年の元日の日記と、それに … 続きを読む