日記
気掛かりの多い新春
新年に入って6日目。私は発表会を控えて、毎日生徒のレッスンに追われている。バルトークやバッハの作品でリサイタルを開いたのが2週間前だが、もっとずっと昔のことだったような不思議な感覚がある。 ところで、ラジオに出演した … 続きを読む
2015年の終わりに
去年の大晦日はベルリンのホテルで、外からの花火の音を聴きながらブログを書いていた。今年は、東京の自宅で静かに新年を迎えようとしている。 妻の美寧子とは、ヨーロッパで二人だけの年越しをしたことが何度かあった。しかし、日 … 続きを読む
近づくバッハシリーズ
毎日あれこれと忙しく過ごす私だが、いつの間にか今年も残りわずかになってきた。「クリスマス・バッハシリーズ」の無伴奏リサイタルまで、後10日。今はとにかく、できるだけ練習時間を確保して、少しでも演奏のレベルを上げようと、 … 続きを読む
私の秋
秋に入っても、幸いなことに、私は元気で毎日忙しく過ごしている。70才ともなると、忙しく過ごせることにも感謝の念が湧いてくる。 9月には、フィンランド出身のヴァイオリニスト、マーク・ゴトーニさんと、奥様のチェリスト、水 … 続きを読む
小澤さん、お誕生日おめでとうございます
昨夜の朝日新聞に、OMFのオペラ批評が掲載された。小澤さんの降板によって、あまり覇気のない上演になったという評価だった。たしかに、そう言われても仕方がない面があったと、私も29日の上演を聴いて感じた。 だが、オーケスト … 続きを読む
今日から室内楽セミナー
毎年、夏の間は自分で「戦時下」と言っているほど、私は心身の緊張した状態で過ごす。サマーコースとサイトウ・キネン・オーケストラ、どちらも大切な、そして気の抜けない仕事である。サマーコースのさなかに、「そちらは涼しくて快適 … 続きを読む
大阪のホテルで
いつかこんな日が来ることを夢見ていた。傍にiPhoneを置き、ブルートゥースのキーボードに向かって文字を打つ、これはもう10年近く前にある有名人のエッセイにあった光景だ。 彼は、ITの申し子として時代の先端を行く活躍をし … 続きを読む
叙勲の後で思うこと
いつもいつも、書きたいことは山ほどあるのだが、日々の生活に追われてなかなかブログが更新できない。それを考えると、少々フラストレーションが起きてしまうのだが、現状を受け入れるしかなさそうだ。 70歳の記念演奏会から、も … 続きを読む
人間性というもの
最近、「人間性」ということを考える。同じ「人類」という種族でも、実に多様な人間性が存在することに、とにかく驚いてしまう。 たとえば、振り込め詐欺である。よくあんな悪質なことを考えると、ひたすら感心する。FBにそのこと … 続きを読む
ラジオとパソコン
いろいろとやることが多くて、どうもこのブログはなかなか書けない。「月に4本」と目標を定め、1月はなんとかクリアしたが、2月はたった1本でさんざんの結果だった。だが、このブログは私がネット社会と繋がることになった原点なの … 続きを読む